寝室時のだんらんの図


黒眼帯の男「おいおい喰いすぎだよヴァン。剣が腹に刺さって肉が出ちまうぜぇっ!?アッハハハッ!!!」
ドラキュラ似の男「そうそうっ!ってかヴァン卿はどうやって婦人と○×してんざますかぁ!?」
ヴァン「ば・・ばかっ!!エナさまの前で・・・・!!!」
エナ「クスクス♪」

一同大爆笑!!!

そんな感じでしょうか。
エナは戦時中は宿舎に泊まり、50歳以上の幹部騎士達と寝ているのです。
パンティー1枚の半裸で中年男達の酒に酔った雑談を耳にウトウトと眠るのです。
よほど親しい人としか深い話をできない彼女は彼らの前ではごく普通の女の子の顔・・・
可愛く体だって綺麗なエナだから中年といえども男だから妙な気分にもなるでしょう。
しかし彼らは亡きエナの父の死を、幼くして亡くなった美貌の母、エネを知っています。

この子は俺達が守る・・・

ファザコン。
今風でいえば、いや、間違いなくそうだろう彼女の過去はそれ以上に激動で涙なくしては語れない重き音色・・・

父上・・・

時折つぶやくエナの寝言は剣聖という崇高な立場を越え、1人の女の子として守ってあげたい、そう思わずには
いられないけなげな、小さな小鳥のような声であった・・・